「1997年某新聞 暮らし特派員」ナニ新聞だか分かりません 

  暮らし特派員 女性リポーター 辻庸子
  先日、子供二人と「早朝IMA寄席」に行って来ました。この寄席は、練馬区光が丘に在住の春風亭正朝さんが、月一回IMAホールで、木戸銭百円でやっている会です。会を始めたのは平成元年十二月からで、今回は九十一回目。来年の四月で百回目を迎えるそうです。
十時半開演で、客席は私たちが着いたころはまだまばらでしたが、開演のころには半分くらいになりました。
  最初は二つ目の入船亭扇治さん。名前の船の字が帆かけ船の絵になっていて、子供と「寄席の字はおもしろいね」と、言っている間に扇治さんが登場。中野に住んでいることや、落語界の橋之助と言われてますという前置きの後、豆腐の腐ったのを“とてちりちん”という台湾の珍味だとだます噺(はなし)がありました。
  次は正朝師匠の登場です。前ふりがおもしろくて思わず大爆笑。あんまり笑っているので「次に行きますよ」などと言って本題に入りました。祇園(ぎおん)祭りに行った江戸っ子が京の人とお国自慢を始める噺で、初めて聞きましたが、とてもおもしろかったです。
一緒に行った中二の娘は、学校で落語のことを習ったばかりだそうで結構笑っていましたが、小五の娘は、ちょっと退屈したみたいでした。三年ほど前に連れて行った時には、二人とも退屈して帰りたがったのと比べると、随分成長したものだと思います。
客席を見回すと、中年以上の方、とくに夫婦連れの方が多く、車いすの人もいました。私たちのような親子連れもあり、寄席の会が地域に根を下ろしている感じです。そして、久しぶりに来て、あらためて家の近くで、百円で落語が聞けるありがたさを感じました。
興行的にはあまり利益にならないでしょうが、ずっと続けていただきたい会だと思いました。(練馬区 主婦)



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